当社は地元横浜を中心に、東京都内も営業エリアとしている塗装業者です。
建物の塗装を行う際は必ず飛散防止の養生を行い、近隣の住宅にご迷惑のないよう進めており、施工前にもご挨拶に伺うことを徹底しています。そのためこれまで施工させて頂いたお客様、近隣の方とのトラブルが起こったことがなく、事故率ゼロというのが当社の強みでした。
ところが、ある時、施工中のお客様から連絡があり、駐車されていたお車がペンキで汚れているとのこと。びっくりしてお客様の所へ向かい、拝見すると、カーシートをかけていたにも関わらず雨の影響で塗料が流れ出たという状態が目の前に。塗装を行った夜に予想外の大雨が降ったことから起こったアクシデントで、お車も高級車でしたので、すぐに現場の写真を撮って保険会社さんへ連絡しました。
当社がお世話になっているのは三重県の保険会社ですが、距離を感じさせない迅速対応とサポート力だと紹介され加入したのですが、それを実感するスピーディな対応でした。お客様へはお車の修理代を保険でカバー出来ました。
事故が起こった時は速やかな対応こそが事を大きくしない方法と身に染みて分かり、こちらの保険に加入していて本当に救われました。

当社の工事保険に加入頂いている塗装業のお客様より慌てたお声でご連絡いただいたのは11月後半のことでした。
塗装工事中の事故報告で、戸建て住宅の外壁塗装の塗料が駐車していた高級車についてしまったとのこと。2階から撮られたお写真を送って頂き拝見すると、ほぼお車全面に塗料が付着しており、ガラスにも流れている部分がありました。飛散防止の養生をされ、カーシートも掛けておられたのですが、夜の大雨の影響で塗料が流れてしまったという事故です。
このように、養生をしていても突然の突風や不測の原因により塗料が飛散して飛沫が第三者の所有物を汚してしまう事故は少なくありません。この度は、施工依頼主様の所有物への被害ということで、賠償事故として対応させて頂き大事になりませんでした。とはいえ、お修理代は比較的大きな金額となったのも事実です。事前に取るべき対策をされた上での事故であるため、隣家へ影響しなかっただけでもよかったと考えるしかないでしょう。
台風や大雨の時期の工事現場は事故が多い傾向ですので、工期の検討も必要です。
事故時の対応を迅速に行なうのが保険会社の務めですので、引き続きサポート致します。